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WordPressでホームページを作るメリット・デメリット
WordPress

WordPressでホームページを作るべき?初心者が知っておくべきメリット・デメリットと代替案

ホームページを作りたいと考えているけれど、「WordPressを使うべきか、それとも他の方法がいいのか」と迷っていませんか?

WordPressは世界中で支持されているホームページ作成ツールで、無限の可能性を秘めています。書籍も多いしWEBやYouTubeを検索すれば様々なノウハウが出てきます。

しかし実際に作り始めると、学ぶべきことも多く、時間や労力がとんでもなくかかります。

本記事では、WordPressのメリット・デメリットを詳しく解説するとともに、他の選択肢についてもご紹介します。

自分でホームページを作ろうと考えてる方が最適な方法を見つけ、自分に合ったホームページを作るための参考にしてください。

【結論】WordPressは万能だけど、初心者にはハードルが高い

WordPressはデザインの自由度や機能拡張性が高く、SEO(検索エンジン最適化)にも強いというメリットがクローズアップされがちです。そして実際に多くの企業や団体がWordPressでホームページを作っています。

WEBサイト全体のシェアだと、世界では43.3%、日本だけだと83.7%がWordPressで作られていると言われています。すごいシェアですよね。

出典:https://websas.jp/feature/cms-share

この数字を見ると「じゃ私も、、、」と考えてしまうのもわかりますが、初心者にとっては操作が難しく、必要な知識を身につけるまでに時間がかかるため、ハードルが高いです。

特に自分の思い通りのデザイン・機能を具現化するのは、WordPressの操作だけでなく、PHP・JavaScript・HTML・CSSなどの知識が高いレベルで必要になります。

それよりも、専門知識がなくても利用できる無料のホームページ作成ツールを使ったりや、プロに任せて作ってもらう方が費用対効果は高いと思います。

次からは、この結論に至った理由をメリット・デメリット・代替案の3つの章で詳しく解説します。

WordPressでホームページを作るメリット3選

沢山あるメリットの中から、代表的な以下の3点について詳しく解説します。

  • デザインの自由度が高い
  • 拡張性が高い
  • SEOに強い

デザインの自由度が高い

WordPressでは、テーマと呼ばれるテンプレートを使用して、見た目のデザインを自由にカスタマイズできます。また、HTMLやCSSの知識があれば、自分の好みに合わせてさらに細かい調整も可能です。

例えば、ブランドカラーをサイト全体に反映させたり、ユニークなレイアウトを作ったりできます。

テーマは無料のものもありますが、有料のテーマを使えば、よりプロフェッショナルなデザインが簡単に実現できます。これにより、他のサイトとの差別化が図れる点が魅力です。

拡張性が高い

WordPressには5万以上のプラグインがあり、これを活用することで機能を追加できます。例えば、問い合わせフォームや予約システム、EC機能も導入できます。

例えば、WooCommerceというプラグインを使えば、オンラインショップを立ち上げることが可能です。これにより、ビジネスの幅を広げることができます。

ただ、プラグインはそれぞれ癖があり、自分の思い通りに使いこなすのは経験が必要です。同時に知識も必要なので、初心者がいきなりWordPressで「ショップ機能付きのホームページ」を作れるとは考えてはいけません。

SEOに強い

WordPressは、検索エンジンが好む構造を持っており、SEOに優れています。さらに、All in One SEO PackやYoast SEOなどのプラグインを利用することで、タイトルタグやメタディスクリプションの設定を簡単に行えます。

これにより、初心者でも基本的なSEO対策を実践でき、検索結果での上位表示が目指せます。

SEOとは

SEO(検索エンジン最適化)とは、Googleなどの検索エンジンで自分のサイトを上位に表示させるための施策です。

例えば「帯広(地域名)ネイルサロン(サービス名)」というキーワードで検索した際に上位に表示されれば、それだけ多くのユーザーに見つけてもらえる可能性が高まります。

SEOは、WordPressを活用する大きなメリットの一つです。

WordPressでホームページを作るデメリット3選

WordPressは便利ですが、初心者にとって注意すべきデメリットもあります。ここでは特に注意が必要な以下の3点について詳しく解説します。

  • 専門知識が必要で学習曲線が急
  • 時間と労力がかかる
  • セキュリティリスクがある

専門知識が必要で学習曲線が急

WordPressを使いこなすためには、HTML、CSS、PHPといったプログラミング知識が求められます。

例えば、テーマをカスタマイズしてデザインを細かく調整する際にはCSSの知識が必要です。また、プラグインの競合問題を解決するにはPHPの基本的な理解が求められます。

初心者が独学でWordPressを習得しようとすると、数ヶ月から1年程度の時間がかかることも珍しくありません。

本業の傍らで、これをするのは大きなハードルとなります。

時間と労力がかかる

自分でテーマを選び、プラグインを設定し、デザインをカスタマイズするのには多くの時間を要します。

当然、一つ一つの工程で「悩んで調べて試して改善して…」を繰り返すことになるので、想像以上に労力がかかることを覚悟しておきましょう。

セキュリティリスクがある

WordPressは世界的なシェアがが高い分、ハッキングの標的になりやすいというリスクもあります。そのため、セキュリティプラグインの導入や定期的なアップデートが欠かせません。

アップデートは、WordPress本体のコアソフトウェアだけでなく、テーマ、プラグインも常に最新の状態に保つ必要があります。

更新を怠ったWordPressサイトがハッキングされ、マルウェアに感染するケースは多々あります。

これにより、サイトの閲覧者にも被害が及ぶ可能性があります。また、顧客情報が漏洩すれば、信頼を失うだけでなく、法的責任を問われる可能性もあります。

 

これらのデメリットを考慮すると、WordPressが全ての人に適しているわけではないことがわかります。では、WordPressの代替となる選択肢にはどのようなものがあるでしょうか。次の章で詳しく見ていきましょう。

WordPress以外のホームページの選択肢

WordPress以外にも、初心者がホームページを作成する際の選択肢があります。以下はその代表例です。

  • Wix:直感的な操作でデザイン自由度が高い
  • Jimdo:簡単な操作でスピーディに完成
  • Studio:洗練されたデザインテンプレートが豊富
  • Google Sites:Googleアカウントがあれば即利用可能

無料のホームページ作成ツール

Wix:直感的な操作でデザイン自由度が高い

Wixは、豊富なテンプレートと直感的な操作性が特徴です。

例えば、ヘッダー画像を変更したい場合、該当の画像をクリックして「画像の変更」を選ぶだけで簡単に変更できます。また、テキストや画像の配置も、マウスでドラッグ&ドロップするだけで自由に調整できます。

Jimdo:簡単な操作でスピーディに完成

Jimdoは、最小限の選択肢で迷わずにサイトを作成できるのが特徴です。

例えば、サイト作成の最初のステップで業種を選択すると、それに適したテンプレートが自動で適用されます。その後、カラーパレットを選び、基本情報を入力するだけで、数十分程度でサイトを公開できます。

Studio:洗練されたデザインテンプレートが豊富

Studioは、プロのデザイナーが監修した美しいテンプレートが特徴です。

例えば、レストラン向けのテンプレートには、食事の写真を効果的に配置したレイアウトや、メニューを見やすく表示する機能が予め組み込まれています。

Google Sites:Googleアカウントがあれば即利用可能

Google Sitesは、特にGoogleのサービスを日常的に使用している人々にとって便利なツールです。

例えば、Google ドキュメントで作成した文書をサイトに簡単に埋め込んだり、Google フォームを使用してお問い合わせフォームを作成したりすることができます。また、Google アナリティクスとの連携も容易で、サイトのパフォーマンスを簡単に追跡できます。

 

これらの無料ホームページ作成ツールは、WordPressと比較してより直感的で学習曲線が緩やかです。しかし、高度なカスタマイズや大規模なウェブサイトの管理には向きません。

ホームページ制作会社への外注

プロに外注することで、クオリティの高いホームページが短期間で完成します。初期費用がかかりますが、長期的な運用を考えるとコストパフォーマンスが高い場合もあります。

【まとめ】初心者がWordPressを使うなら無理をしない選択を

WordPressは自由度が高く、拡張性に優れたツールですが、初心者にはハードルが高いのも事実です。

自分のスキルや目的に合わせて、無料のホームページ作成ツールや、制作会社への依頼も視野に入れるべきです。以下のポイントを考慮して選択することをおすすめします。

  • 必要な機能と技術レベルの見極め:高度なカスタマイズが必要ない場合は、無料のホームページ作成ツールで十分かもしれません。
  • 時間と予算のバランス:自分で学習する時間があるか、外注するための予算があるかを検討しましょう。
  • 将来的な拡張性:ビジネスの成長に合わせて、サイトも拡張できるプラットフォームを選びましょう。
  • サポートの必要性:技術的なサポートが必要な場合は、サポート体制の充実したサービスや外注を検討しましょう。

最終的には、自分のニーズと能力に合った選択をすることが重要です。

無理をして高度なツールを使うよりも、使いこなせるツールで効果的なウェブサイトを作ることの方が、ビジネスの成功につながるでしょう。

無理せず最適な方法を選び、満足のいくホームページを作り上げましょう。

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